アメリカ副大統領リンドン・ジョンソン氏(後の第36代大統領)の次女ルシーさん。
高校生だったルシーさんは知能指数も低くなく、学習態度にも問題がありませんでした。ですがどんなに頑張っても頑張っても成績が伸びなかったのです。
ルシーさんは1.2の視力があり、当然「ちゃんと見えている」と思われていました。ところがそこに大きな落とし穴がありました。
彼女の二つの目は別々に調べれば視力もよく、問題ありません。しかし、両目を使おうとするとバランスよく働かず、見たものの意味をよく理解できませんでした。これにより読む能力が低下し、いくらがんばっても学習の効果が上がらなかったのです。
また、目の使い方が悪いため、からだ全体のバランス感覚に乏しく、スポーツの能力にも悪影響を与えていました。
このように視覚に問題があり、学習や運動、普段の生活にまで悪い影響を受けている人は少なくありません。
こうした視覚の問題に効果を発揮するのが「ビジョントレーニング」です。
ビジョントレーニングは視覚の質を高めるために行う目と脳の総合的な訓練です。トレーニングを続けていけば、情報処理能力が上がったり、集中力が強化されたり、さまざまな効果が生まれ、それが速読・記憶にもつながります。
ルシーさんもビジョントレーニングを行った結果、視覚の問題を克服しました。その後徐々に成績が上がっていき、大学に入学したときには優秀者名簿に名を連ねるほどになったのです。このことからも、目の重要性やビジョントレーニングの大きな可能性がわかります。
視力検査は、視力表の小さな輪(ランドルト環)の 切れ目がどこにあるかを判断するだけ。
動きのあるものを目で追う。
遠近感や距離感をつかむ。
たくさんあるものを見分ける。
運動能力アップ
コミュニケーション力アップ
料理の手際が良くなる
ここまででビジョントレーニングよる視覚向上の重要さは分かりました、ですがビジョントレーニングとは実際にどのように行うものなのでしょうか?もちろんなにもしないで視覚は鍛えられません。トレーニングが必要不可欠です。ですが難しいことはありません!誰でも(お子様にも)簡単にできるカリキュラムを「スーパー速読・記憶術講座」としてがくぶんでは提供しています。その一部をご覧ください。
講座に取り入れたトレーニングはゲーム形式で、やっていて楽しいものばかり。内容も少しずつレベルアップしていくので、無理なく短期間のうちに確実にレベルアップすることができます。
トレーニングにはそれぞれ、「目を動かす感覚を育てる」「視野を広げる」「情報の違いを見分けられるようにする」「イメージ力を高める」など、違った目的があり、いろいろなトレーニングを組み合わせながら続けていくことで、速読・記憶に必要な目と脳の機能を効果的に高めていきます。
内藤 貴雄 先生
カリフォルニア大学アーバイン校生物学科を経て、南カリフォルニア・カレッジ・オブオプトメトリー入学。同校を’83年に卒業、米国で眼科医と並んで国のビジョンケアを担うドクター・オブ・オプトメトリー(検眼医)とカリフォルニア州開業ライセンスを取得。帰国後は、眼の問題で悩む子どもやトップアスリートにビジョンケアを行い、テレビ番組「世界一受けたい授業」などにも出演。
通信教育によるスキルアップを応援する「がくぶん」。社会人を中心とした資格取得・スキルアップの支援を90年以上続けています。日ペンの美子ちゃんで知られる「ボールペン習字講座」や「ペット介護士養成講座」も人気講座のひとつ。 |