玉ねぎやチョコレートは有名ですが、それ以外にも与えることでトラブルにつながる可能性のある食材が複数あります。なかでも注目なのが「骨」。犬と言ったら骨のイメージがありますが、実は鶏の骨などは噛み砕くと縦に割れ、鋭くとがって体内を傷つけてしまうこともあるので要注意です。
嗅覚は犬のもっともすぐれた感覚です。臭いの種類によってはなんと人間の1億倍にもなるといわれています。またテリトリーの確認やコミュニケーションの手段としても用いられます。反面、味覚は劣っていると考えられます。最近のグルメな犬も味ではなく臭いで味を覚えているようです。
一般に大型犬は性格が強く、小型犬は神経質な犬が多いと言われますが、実際にはそうではないことも。ヨークシャー・テリアなどのテリア系は小さくても性格が強いケースが多いですし、大型犬でも牧羊犬などは繊細な神経をもっています。その犬の性質をよく理解し、その犬に最適な接し方をすることが求められますね。
猫の知能も立派なもの。子猫のうちから名前を呼び、呼んだら来るようにしつければ、「コイ」や「スワレ」などの行動ができるようになります。特に、猫は自分の利益と結びつくことは覚えやすく、しつけたい事は食事の時に行うと効果的なんてことも。
程度の差はあるものの、犬は8~10歳になるころから変化が出始めます。被毛のツヤが悪くなり、動きも鈍くなるなど、外見上からもしだいに老化が目立つようになってきます。さまざまな機能が衰える老年期は、子犬の時と同じように、気温・環境の変化や食事・運動などにこれまで以上に気を配って接っしてあげたいですね。
しつけは、ヒトと動物が一緒に暮らしていくために守ってもらうルールを教えることを意味します。一方トレーニングは、犬が本来持っている優れた能力を活かす事に主眼をおいて行われます。一般家庭においても、おすわりやふせといったトレーニングを行うことで、人と犬との信頼関係をより強くすることができます。
人間との共存の歴史が長かった犬の種類は、世界で850種類になるといわれています。血統書の発行などを行っているケンネルクラブ(畜犬団体)が正式に公認している犬種だけでも130種以上になります。一方、人間と猫が一緒に生活するようになったのは比較的新しく、品種として公認されているの50種類くらいです。
これはテリトリーの差と言えそうです。一般的にリードに繋がれている犬のテリトリーは、自分の家の敷地ですよね。そして放し飼いが多く家の敷地外にいることが多い猫は、いたるところにテリトリーがあります。迷子になった猫は家に帰ろうとすのですが、帰り道が他の猫のテリトリーになっていたりして、縄張り争いに巻き込まれてしまうことがあるんです。