大阪・名古屋で書道講習会がありました
2017年11月28日
書道講習会『関西ゼミ』が11/25(土)、『東海ゼミ』が11/26(日)に行われました。
今回から、「雁塔聖教序」褚遂良をテーマに1年じっくり学んでいきます。
初回の講師は二宮奇龍先生(日本書道学院・副学院長)でした。
二宮先生は、豊富な資料を基にした講義と受講者の作品ひとつひとつを熱心に講評されていました。
また、書作品のつくり方についての席上揮毫もありました。
次回は、関西ゼミが1月13日(土)、東海ゼミが1月14日(日)の予定です。
雁塔聖教序(がんとうしょうぎょうじょ)は、褚遂良(ちょすいりょう)晩年の作です。
褚の書法は王羲之の正統を受けて、楷書に最も優れ、欧陽詢、虞世南とともに初唐の三大家に数えられ、多彩な変化のある雁塔の文字は、古今の楷書の名品中、最も格調の高いもののひとつです。
古典の臨書は、鑑賞眼を養い技術を高める最善の方法です。筆遣いや文字の形を習うだけでなく、書かれている文章を理解し味わうことによって書道の学習に広がりが出てきます。
ゼミでは、毎回それぞれの講師に解説と作品の講評をしていただきます。先生方の手本作品を間近に鑑賞できるのも楽しみの一つです。書の知識を豊かにし、さらに書技アップを目指しましょう!!
初心者の方でもお気軽にご参加いただけます。
見学や途中参加の方も歓迎いたします。詳しくは、本部・事務局まで電話またはメールにてお問い合わせ下さい。