実用書講習会
2018年02月26日
H30年の春の実用書講習会は、書の光購読者と賞状書士養成講座の受講生のみなさんを対象に
2/24(土)に『ウインクあいち』、
2/25(日)に『エルおおさか』で開催しました。
講師は佐々木映水先生(日本書道学院・理事)でした。
のし袋の表書きの構成や書き方のコツなど、講義と実習を行いました。
また、賞状の縦書き、横書きを含む昇格試験解説なども実施。
個別添削指導では、見栄えのする文字をきれいに書くコツをわかりやすく解説。
参加者の作品を丁寧に添削して、上手に書くコツを指導してくださいました。
初心者の方でもお気軽にご参加いただけます。
詳しくは,本部・事務局まで電話またはメールにてお問い合わせ下さい。
書道基本塾が開講いたしました!
2017年12月11日
12月9日より、書道基本塾1回目の授業がスタートしました!
「書の光」、ホームページで告知を開始し、あっという間に初回の
クラスは定員になりました。土曜日クラスとは別に木曜日クラスも
追加をいたしました。単発での参加も可能ですので、ぜひお申込み
ください。
書道基本塾は書道を基礎から学びたい方が対象です!
全4回のクラス初回は書道の歴史と楷書の基本を学びました。
講師は日本書道学院副学院長 二宮奇龍先生です。
▲先生の書く姿、筆の運び方を間近で見られます
▲1人1人楷書課題を添削
▲理事の松田燿雨先生による添削指導
▲二宮先生により楷書揮毫
◆書道基本塾◆
会場:早稲田教室(東京都新宿区)
時間:13時~16時30分
授業料:単発受講可 1回4,725円
書道の基礎的な勉強方法を学習していきます。
楷書・行書・草書・隷書の臨書の方法を実技・理論で説明します。
文房四宝(筆硯紙墨等)の話や書道史・簡易な書論などを織り交ぜた講義も行います。
①2017年12月9日(土) 『楷書に基本』『筆の遣い方』【終了】
②2018年2月10日(土) 『行書・草書の基本』『紙の使い方』
③2018年4月14日(土) 『隷書の基本』『硯の手入れ』
④2018年6月16日(土) 『半切作品制作の基本』『本名印・雅号印』
全4回
※木曜日開催コースも追加いたしました!
①2017年12月14日②2018年2月22日
③2018年4月26日④2018年6月28日
各回のテーマは土曜日開催コースと同じです。
各回ともに若干のあきがございます。定員になり次第締め切りとなりますので
お早めにお申込みください。
電話0120-127-927(土日祝を除く9:30~17:30)
メール jimukyoku@gakubun.co.jp
大阪・名古屋で書道講習会がありました
2017年11月28日
書道講習会『関西ゼミ』が11/25(土)、『東海ゼミ』が11/26(日)に行われました。
今回から、「雁塔聖教序」褚遂良をテーマに1年じっくり学んでいきます。
初回の講師は二宮奇龍先生(日本書道学院・副学院長)でした。
二宮先生は、豊富な資料を基にした講義と受講者の作品ひとつひとつを熱心に講評されていました。
また、書作品のつくり方についての席上揮毫もありました。
次回は、関西ゼミが1月13日(土)、東海ゼミが1月14日(日)の予定です。
雁塔聖教序(がんとうしょうぎょうじょ)は、褚遂良(ちょすいりょう)晩年の作です。
褚の書法は王羲之の正統を受けて、楷書に最も優れ、欧陽詢、虞世南とともに初唐の三大家に数えられ、多彩な変化のある雁塔の文字は、古今の楷書の名品中、最も格調の高いもののひとつです。
古典の臨書は、鑑賞眼を養い技術を高める最善の方法です。筆遣いや文字の形を習うだけでなく、書かれている文章を理解し味わうことによって書道の学習に広がりが出てきます。
ゼミでは、毎回それぞれの講師に解説と作品の講評をしていただきます。先生方の手本作品を間近に鑑賞できるのも楽しみの一つです。書の知識を豊かにし、さらに書技アップを目指しましょう!!
初心者の方でもお気軽にご参加いただけます。
見学や途中参加の方も歓迎いたします。詳しくは、本部・事務局まで電話またはメールにてお問い合わせ下さい。
大阪・名古屋でペンかな講習会開催 !!
2017年10月30日
10/28(土)大阪、10/29(日)名古屋でペン習字かな講習会を開催しました。
「動きを感じさせる文字の書き方」の講義とワークショップと「美しく魅せる作品の構成について」他、秋の昇格試験対策や、競書課題11月号の作品制作、展覧会に向けての作品づくりなど、盛りだくさんの内容でした。
講義と作品制作実習と個別添削で作品づくりのポイントがよくわかります。
講師の先生から参加者全員に作品のプレゼントもありました。
見学の方も歓迎いたします。詳しくは,本部・事務局まで電話またはメールにてお問い合わせ下さい。
10/22(日)ペン習字《かな講習会》が行われました
2017年10月23日
愛知よりご参加の方から感想をいただきましたので、ご紹介させていただきます。
東京・早稲田教室での「かな」講習会に参加させていただきました。今回は、講習会参加の感想を書かせていただきます。
「かな」と規定部との違いから始まり、「し」を書く時の書き方、考え方や美しく見せるためのかなの変化のさせ方、連綿についての考え方など盛りだくさんの内容でした。
座学の時でも軽いワークがあり、ひとりひとり先生自ら受講生の前に行かれ、一言ポイントを指摘していただけ、それを他の受講生が聞き耳を立てながら、ワークを楽しむというスタイルが気に入っています。
昼食は、ちらし寿司弁当。散らし書きが、上達したい受講生にちらし弁当とは。スタッフの粋な計らいにも頭が下がります。
昼食をはさんで、二度行われる目玉の添削は、なぜこの変体かなを使うのか、なぜここに文字を配置したらいいのか、枦元先生から丁寧な添削をしていただき、台風を気にしながらの上京も「来てよかった」感が勝り、「かな」への情熱も高くなりました。
そもそも「毎月のかな部の競書券を捨てるのが惜しい」というしょうもない理由からかなを始めたのですが、今では古筆の本を買ったり、いただいた枦元先生の作品(講習会参加者への特典として毎回ひとりずつ、手書きの俳句作品やコピーではありますが、しばしば試験課題の参考手本がいただけます)を鑑賞するようになりました。
今回の講習会で最も印象に残ったのは、「かな創作の時に余白の美は、とても大切だと思うが、余白をどういう風に決めているのか」という質問に対し「それは、(美しくなるように)考えている、そういう時間が楽しいのですよ。」という返答が返ってきたことでした。
今までは、創作は、時間も手間もかかって面倒だ、できれば手本を手にしたい、という思いが強かったので、「そうじゃない、一流の人は、その時間と手間を楽しんでいるんだ!」とすごく納得できました。他から「楽しめ!」と言われて楽しめるものではありませんが、徐々に「楽しむ心」が湧いてきそうな予感は、ありますので、その心に従ってかなに取り組んでいきたいと思います。
台風による新幹線運休が気になり、少し早めに退席いたしましたが、「講習会」は、独習者にはなくてはならないものだと痛感しており、また、機会があればぜひ参加させていただきたいと思います。ありがとうございました。
※全国各地の講習会では、初心者の方から経験者の方まで幅広くご指導いたします。
見学も随時できます。事務局までお電話かメールで連絡下さい。